ワンオペでもパートナーにあまり不満を抱かなくなったきっかけ

夫婦関係

結論から言うと、以下のことを感じること出来事があり、以前と比べてワンオペで家事育児をすることに対して、不満に思うことが減りました。

  • 夫が自分や子どもだけのことではなく、私の将来のこともきちんと考えてくれていた
  • お互いいつまでにどうなりたいかという具体的な数値で共通の目標を立てた
  • 1人目の産後と異なり、2人目の産後は夫ができる範囲で家事や子どもの面倒を見てくれるようになった

 

私的な内容ですが、どなたかの話し合う、または互いに見つめ直すきっかけになれば幸いと思い、経緯を書いていきます。

 

まずはどういった状況だったか

突然ですが、我が家は、平日基本ワンオペです。

夫が何時に帰ってくるかは不明であり、子どもが起きている間に帰ってくることは基本ありません。

夫は事前に報告することが苦手なようで何度言っても、帰宅時間を連絡したり、出張があるなど、事前に共有することを忘れることが多々ありました。

(今でも苦手なようですが、2人目出産後は一応毎日20時~21時の間に”今日は遅くなる”と連絡が来ます。以前より努力が垣間見えるので、連絡が遅いよとは指摘しませんが、元からいないつもりで動いています…)

明日から急に出張ということもあり、急に翌日から1週間2週間いないということも結構ありました。

日程が確定していなくとも、おおよそでよいので教えてほしいと伝えても、何回も共有し忘れることがありました。

現在は育休中ですが、その頃は働いており、且つ妊娠中の時期もそうであり、急な意図していないことが発生することに対して、結構なストレスを感じていました。

平日は子どもが保育園に行くので、まだいいのです。

しかし、休日はお外大好きな娘に合わせて、必ずどこかに出かけるミッションがあり、どこに出かけるか考える負担やなかなか自分の時間が取れないことに、もやもやしていました。

 

ちなみに夫は特に”飲みに行く”や、”会食に行く”等の連絡なく、仕事終わりに行っていることがありますが、私は2人目の産休前に1度飲みに行ったきりで、子どもを置いて、飲みに行ったことがありません。

私は、お酒も飲み会も好きなので、これについても夫のことを羨ましく感じていました。

夫は古き良き?風習が残っている業界なので、コロナ渦でもわりと忘年会などもやっていましたが、私の会社は専らオンライン飲み会でした。

また、夫にオンライン飲み会があるから、寝かしつけを変わってもらう約束を何度かしていたことがありますが、もれなく毎回忘れてしまっていたようで、飲み会の日に1回も早く帰ってきて来ることはありませんでした。

飲み会の話などは、夫はおそらく忘れてしまっていると思いますが、小さな裏切られたような、蔑ろにされたような出来事が重なって、夫には言ってないけど少しくすぶっていた気持ちがありました。

 

また、その頃は夫が固定費と家に固定額を入れるという家計管理の方法をとっていたこともあり、夫がいくら残業しても、いくら出張に行っても、残業代も出張手当も家計に入ってきません。

そのため、家事・育児をメインで担当していることにも、ふつふつと不満を感じていました。

2人目妊娠中に転機が…

2人目妊娠中に転機となった要因は大きく2つあります。

  • 産後を見越して家事分担について、何度か話し合いをしたこと
  • 投資や家計管理に目覚め、夫の給与で生活する目標ができたこと

 

まず、家事分担についての話し合いです。

1人目を出産後は半年ほどは、平日はほぼ終電のため戦力外、休日であってもお昼ごろまで寝ていることが多々という状態でした。

上の子が生後半年過ぎてくると、子どもがお外大好きであったため、休みの日は家族でどこかに出かけることが常になったので、お昼まで寝ていることはなくなりました。

その後夫の仕事は、ゴミ捨てと娘を保育園に送っていくがマスト、他は手が空いていて気が向けばやるといった感じでした。

しかし、子どもが2人になった時、それだけだと私の負担が大きすぎることが容易に想像できたので、2人目を妊娠した時に家事分担について話し合いました。

1人目を出産してから、気が向いたら家事をしていた夫の言い分としては、以前よりしているし、分担を明確に決めるよりも気が付いた人がやるのがよいという意見でした。

私としては、気が付いた人がやるという選択肢にするのであれば、気が付くという基準やレベルが一緒であることということが大前提にあり、その方法は反対でした。

圧倒的に私がやっている現状、今まで通り、気が付いた人がやるでは変わらないと思い、そのように伝えましたが、話し合いは平行でした。

結果として、以下を2人で決めました。

  1. お出かけから帰ってきたら、片付けや夕飯の支度などやることが終わるまでお互い座らない
  2. 子どもが2人になった後、夜間授乳等で寝不足だと考えられるため、ダメな時は上の子と夫2人で準備して、出発する

現状、上記2つは実行してくれています。

そして、話し合いをした結果、家事についても考え方が変わったのか、朝は皿を洗ってくれたり、できる範囲で率先してやってくれています。

また、私も1人で家事をしてもやもやするのではなく、具体的にこれやってとお願いするように心がけています。

 

次は、投資や家計管理についてです。

きっかけは私が投資に関するYoutubeを見ていて、たまたま夫もその動画を見て、投資と節約に目覚めたことでした。

そこから熱しやすい夫は、動画や本を読み漁り、”自分(夫)の給与で生活し、私の給与を全額投資に回そう”と提案してきました。

こちらとしては願ってもないことなので、それを機に夫の給与で生活することを目標に月の予算を組むようになりました。

マネーフォワードを使用し、各自の銀行・証券口座・クレジットカードの情報をすべて共有し、お互いの収支や家庭の貯蓄を知りたいときに知れるようになりました。

正直今まで毎月残った個人のお金については、どの程度残っているのか、何に使用しているのかお互い知りませんでした。

この時に、結婚してやっと家庭のお金の全容をお互いが把握しました。

これにより、漠然と感じていた不公平感は薄れていきました。

 

2人目を出産して数か月後、将来について話し合う

上述した通り、2人目を出産する前に、家計管理をするようになり、まずは月の収入・支出を把握することから始めました。

それと並行し、固定費を見直しました。

そこから10か月ほど経過し、月の収支や、1年でどの程度貯蓄できるかわかったので、それをもとに将来どうしたいかという話を夫婦でしました。

夫から出た話は、上の子が高校生になる前に、”夫婦そろってセミリタイアしたい”という話でした。

夫は転職するか働き方を模索するとし、私は働いても働かなくてもいいという話でした。

正直、子どもの教育費等の話はよくしていましたが、私のことも将来ビジョンに入れて考えてくれていたんだと、びっくりしました。

夫にそのことを正直に伝えると、”当たり前じゃん”といった返答がありました。

帰宅時間が遅かったり等、普段なかなか話し合う時間はないので知らなかったですが、夫なりに私のことを考えてくれていたことを実感し、とても嬉しかったです。

 

そこから子どもが高校生になるまでのあと10年ほどで、月どの程度不労所得があればよいかを計算し、目標金額を3パターン設定しました。

それをもとに月の予算額と年間予算額を1年の始めに2人で話し合い、決めました。

 

夫婦共通の目標が数値化され、明確に設定されたことで、パートナーとして役割分担の意味で、夫が仕事に集中していることに納得できました。

また、私のこともきちんと考えてくれていたという実感により、普段ワンオペでもあまり不満を抱かなくなりました。

 

まとめ

わが家では、共通の目標を持ったこと、お互いが考えていることをきちんと話し合ったことなどにより、ワンオペで育児をすることにあまり不満を持たなくなりました。

もちろん、”あまり”なので、思うようにいかないことが連続して続くと、「1か月に1回くらい定時に上がってきてくれないのかな…」とか思うこともあります。

ただ、そのように思うことが以前と比べて格段に減ったのは、お互いの思いやりの気持ちを実感したりり、具体的な共通目標を持てたことが大きいです。

また、定期的に話し合うようになると、意見を言い合うことのハードルが下がり、色々なことを伝えられるようになりました。

今後も不満に思うことがあるとは思いますが、自分1人で悶々とするのではなく、きちんと相手に伝えていきたいです。

この記事がきっかけで、夫婦で話し合ってみようかなと思ってくれる方がいれば、とても嬉しいです。

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